国内旅行業務取扱管理者の直前期のとき、「なかなか過去問の点数が安定しない」「合格点ギリギリだけだけど大丈夫だろうか」と不安になると思います。
この記事を読んで頂ければ
国内旅行業務取扱管理者の1週間前にどんな事をすればいいか
業法・約款・旅行実務の確認するポイント
試験当日に関して想定すべきこと
がわかります。
今回は、国内旅行業務取扱管理者の直前期に何をすればいいのかを紹介していきます。
もくじ
国内旅行業務取扱管理者の1週間前にするべきポイント
その1:業法・約款対策
業法・約款対策として自分が得意とする問題や点数が取れている問題を見極めることが必要です。
国内旅行業務取扱管理者は各科目とも6割合格になるので、25問出題のうち15問を正解しなくてはいけません。
過去問を分析すると若干の変化はあるものの例年試験範囲として類似した問題が出題されます。
ですので、自分が必ず正解できる問題を合格ラインである15問作りましょう。
例えば
- パターン1:問1~問15
- パターン2:問10~問25
のように重点的に対策する試験範囲を作ってみてください。
その2:旅行実務対策
旅行実務に関しては運賃計算は36点、観光地理を24点の比率で取ることを意識するといいです。
運賃計算は3~4点と点数配分が観光地理より多く設定されています。
運賃計算では、まず出題範囲が限られる電車以外(宿泊・バス・国内航空・フェリー)の問題を対策してみてください。
理由としては範囲が狭いので、覚えやすい部分があります。
それ以外の電車の運賃計算で合格圏内を狙っていくイメージです。
観光地理は各2点なので、24点を取ろうとすると12問正解しなくてはいけません。
文章での出題や観光ルートの問題、関連遺産群など問題形式にバラつきがあり、個人によって各地方の得意・不得意が違ってくると思います。
まずは24点を目標に得意な地理の範囲は点数が取れるよう過去問演習・やり直しを徹底してみましょう。
その3:過去問計測での総点検
各科目の対策と合わせて過去問計測での総点検が有効です。
過去問計測では以下の手順を試してみてください。
過去問計測
実際の過去問を計測します。試験時間通り120分で計測してみてください。リピート問題の場合は100分程度で計測するといいです。
採点・やり直し
計測した問題の採点・やり直しを行います。
やり直しをする際ですが、
- 正解すべき問題はちゃんと正解できたか?
- ケアレスミスしている問題はないか? ※ケアレスミス原因は何か?
- 時間が足りなかったなどないか?
特に時間がなくて終わらなかった場合には見直しが必要です。
時間が足りない場合には時間配分についてを確認してみてください。
当日試験での想定
試験直前の確認ポイントに加えて試験本番の想定をすることも重要です。
想定ができていないと時間がなく焦ってケアレスミスをしたり、時間がなくて問題が全部できないなどのケースもあるからです。
本番で想定したい内容については以下の通りです。
- 試験会場までの行き方を調べる
- 試験前の過ごし方について考える
- 時間配分をイメージする
試験会場までの行き方を調べる
当たり前ですが、試験会場までの行き方についてはしっかりと調べるようにしてください。
慣れない試験会場の場合には道だけでなく、電車遅延や乗り継ぎのミスなど時間が遅れてしまうケースも多いです。
初めて行く試験会場に関しては、1時間前に到着するよう余裕をもっていくのがいいです。
私自身、1時間前に到着できるよう予定し早く着くことも考え、周辺にカフェなどの立ち寄れる施設がないかも合わせて調べています。
試験前の過ごし方について考える
試験会場に到着し、試験開始までどのように過ごすかも考えておきましょう。
理由として、周りの受験者が勉強や確認をしていると自分もソワソワしてしまい緊張がより強くなってしまうからです。
私自身は以下の時間の過ごし方と決めて試験に臨んでいました。
- 試験1時間前:試験会場到着
- 試験30分前:トイレに行く
- 試験10分前:トイレに行く
- 試験前までの空き時間:観光地理の確認をする
直前で見た観光名所が出る可能性もある為、覚えにくい論点は直前で見ておくようにしていました。
時間配分をイメージする
試験で読み取りが難しい問題や時間のかかる問題が出た時、どうしても時間をかけるべきか悩む場合があります。
その際には、明確は時間配分の基準を持っておけば一つの問題で大きく時間ロスをすることを防げます。
オススメの試験での時間配分は以下の通りです。
- 業法:35分
- 約款:35分
- 旅行実務:40分
- 見直し:10分
必ず見直しができる時間は取った方がいいです。
この見直しは時間がかかり後回しにしてしまった問題なども、ここで対処できるよう時間を残しておくようにします。
自分で時間のペース配分を考えておけば、わからない問題や時間のかかる問題もいったん飛ばすのか、1分だけよく考えて解答してみるのかの判断もつきやすく冷静にそれぞれの解答欄を作ることができます。
まとめ: 各科目のポイントをしっかり抑えて試験に挑もう
試験直前は特に不安になる時期でもありますが、しっかり対策を行えば自信を持って解答できるようになります。
各科目合格ラインを意識した問題確認をする
過去問計測で本番を意識した総点検を行う
試験当日を想定し万全の準備を
本番は誰しも緊張します。だからこそしっかり準備した分だけ他の受験者より有利になるので、ぜひ対策してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。