日頃から電卓を使う環境で、資格取得に興味を持っている人は電卓検定を調べてもいくつか協会がありますので、どれを受けたいいか迷うと思います。
今回は社会人が受験するのにオススメな協会を2つ紹介します。
電卓が好きで日々打ち込んでいるうちに検定試験でも6段を取得することができました。また、全日本電卓検定大会にも出場経験があります。
これから紹介する検定試験は私自身も学生時代や社会人で受験をしていますので、受験者目線から参考にして頂ければ幸いです。
この記事を読み終えて頂ければ、自分が受けるべき電卓検定試験が見つかると思います。
もくじ
主催団体別の電卓検定と特徴について
日本電卓技能検定協会(日電検) ※筆者オススメ
日本電卓技能検定に関しては電卓検定試験の中で一番古い歴史を持つ検定試験です。
開催時期
2月・5月・7月・9月・11月
種 目
乗算・除算・見取算・伝票算
試験時間
40分
受験段位・級位
段位:満点名人位~初段
級位:1級~7級
その他特徴
・電卓機能を覚えた方が演算が早い
・日電検が主催する電卓大会がある。
全国経理教育協会主催電卓計算能力検定(全経電)
全国経理教育協会は財務・経理部門などのスキルアップの就職やスキルアップなどを目的に設立された協会です。電卓以外にも幅広い検定を行っています。
開催時期
5月・7月・10月・12月・2月
試験時間
各種目につき10分
受験段位・級位
段位:名人~初段
級位:1~4級
種 目
乗算・除算・見取算・複合算・伝票算
その他の特徴
- 複合算がある為、電卓機能を覚える必要がある。
- 満点で合格すると満点表彰がある。
合格するまでの期間と準備
試験に適した電卓について
まず、どの協会に関しても検定対策として以下の内容をクリアした電卓が必要です。
ポイント
- ボタン表示が早いこと ※安価な電卓ですと早打ちに対応できない機種もあります。
- 12桁の電卓であること ※試験では12桁までの計算があります。
- 自動計算機能のついていない電卓であること
- GT(グランドトータルキー)、M(メモリー)キーがついているもの
これらを満たす電卓が必要です。経験者であっても場合によっては電卓を買い替える事をお勧めしますので、不安な人は電卓の買い替えを検討してみてください。
オススメの電卓に関してはコチラの記事で紹介しているので、チェックしてみてください。
練習期間
電卓の練習期間ですが、早い方だと2週間程度で低い級であれば取得可能になると思います。
2週間くらいの根拠としてはGT(グランドトータル)機能やM(メモリー)機能の使い方を覚えて練習する期間として2週間を設定させてもらっています。
1日1時間程度を練習時間にあててもらうと2週間でなにかしらの級は取得できる状態になっていると思います。
電卓検定に関しては練習する事も必要ですが、最初のステップとしてはとにかく受験してみて感覚をつかんでもらう事が必要だと思います。
ある程度の電卓の機能習得ができて、教材などを一度やってみて合格基準点に達している場合はどの時点で申し込みをしてもらえればいいと思います。
日電検の練習法やポイントをこちらの記事にてまとめています。具体的な攻略法はコチラ
得点アップの為の早打ちトレーニング
うまく打てておらずなかなか点数が伸びない場合には始めの電卓の打ち方から見直す必要があります。
指の置き方やブラインドタッチでのスムーズな早打ちを再度見直して上達を加速させていきましょう。
電卓の打ち方を見直したい場合にはコチラの記事にて紹介しているのでチェックしてみてください
電卓検定に合格した後の話
資格の活かし方
資格なのでもちろん履歴書に記載できるほか、電卓を特技として極めていくという道もあります。
私自身、電卓を特技として履歴書に記載したり、転職活動の際にも段位取得という事で面接時に興味を持ってもらえたりしましたので、ぜひ取得した資格を有効活用してみてください。
転職活動について検討している方は転職活動をするときに始めるべきこともチェックしてみてください。
まとめ
電卓検定に関しては様々な種類がありますが、社会人として働いている人は日電検・全経電卓がオススメです。
ポイント
- すぐに資格を取りたい方は日電検にてチャレンジ
- 複合算など電卓機能を使いこなしたい場合は全経電卓も後からチャレンジ
- 日々の練習は毎日やらないと上達しない
- スキルとして電卓検定は強みになる(転職・大会への出場などスキル向上)
高度な検定ではないかもしれませんが、その分チャレンジへのハードルは低く継続して挑戦できる資格です。
ぜひ、電卓検定を通して早打ちスキルを習得してみませんか?
▼検定試験の受験を検討している方はコチラの記事もチェック▼