これから電卓を始めて早く打てるようになりたいと思っているあなた。電卓の早打ちには正しい打ち方と練習方法をマスターしましょう。
練習あるのみといってしまえばそれまでですが、実は電卓の世界に関しても奥が深いです。
今回は電卓の早打ちができるようになるコツと練習方法についてまとめました。
もくじ
電卓を早く打つための3ステップ
STEP1:打つ前の姿勢・電卓の位置
電卓を早く打つ為には、実は打ち方の前に大切な事があるんです。
それは机との距離・電卓を置く位置です。
それぞれなぜ重要なのか説明していきますね。
STEP1:姿勢を意識しましょう(机との距離や手の位置)
まず電卓を早く打つ際の姿勢についてです。
「姿勢でそんなに変わるものなの?」
これが結構大事なんですよ。姿勢を少し意識しただけでもその後の電卓を打つ早さに大きく影響をしていきます。
では姿勢を意識する上でのポイントについて説明します。
まずは自分と机との距離です。机に遠すぎても打ちにくいですし、近すぎても思うように打てません。イメージは机と自分の体との距離をこぶし1つ分くらい開けて座るイメージです。
電卓を置く位置(手首をつけないようにしましょう)
次に大切なのは電卓を置く位置についてです。
目安として机のフチから5cmくらい話した距離が適切かと思います。なぜこの距離かというと手首が机につかず、かつ離れすぎない距離だからです。
この距離で打つと手首が机につきません。長い時間電卓を打つと考えると手首がついていると疲れやすく打ちにくくなってしまいます。
最初は手首が浮いている事に違和感を感じる人もいますが、だんだん慣れてくると早くなり違和感も取れてくると思うのでぜひ実践してみてください。
STEP2:指の置き方を意識しましょう(ホームポジション)
正しい姿勢を身に着けたら次は指の置き方です。
それぞれの打つ数字の指があり、しっかりとその指で打つことで見ないで打つブラインドタッチをマスターすることができます。
ではそれぞれの打つ指を紹介します。
右打ちで電卓を打つ場合
人差し指・・・1、4、7
中指・・・2、5、8
薬指・・・3、6、9
左打ちについて
右利きの方は左で電卓を打つと、ペンを置かずに記入ができるのでかなり電卓操作がスムーズです。左打ちを検討している場合は以下の指の位置を参考にしてください。
【左打ちで電卓を打つ場合】
薬指・・・1、4、7
中指・・・2、5、8
人差し指・・・3、6、9
この数字のポジションを意識してください。
また、スタートの手の位置ですが、4,5,6を起点とするホームポジションに必ず手を置くようにしましょう。
こうする事でホームポジションからどれくらい指を動かすかによってどの数字が打てるのかを体にしみこませていきます。これが電卓を見ないで早打ちする為のコツになってきます。
始めに練習する際はそれぞれの指で数字を打って練習しましょう。
例えば人差し指ですが、1、4、7のみ数字を組み合わせてキーをタッチしていきます。初めは「早く」というより「正確に」を意識して打ちます。
慣れてきたら各指でそれを行い、数字の位置を指に覚えこませていきましょう。
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STEP3:見ないで打ちましょう(ブラインドタッチのコツとは?)
ここまできたら最後は見ないで打つブラインドタッチに挑戦しましょう。
今までの項目の中でだいたいの数字の位置に関しては把握できたはずです。
では、見ないで打つトレーニングを本格的に行いましょう。
コツはホームポジションに必ず指を戻すクセを付けることと、なるべく指を大きく動かさないことです。
指を大きく動かしてしまうとそれぞれの指の位置がわからなくなり、打っている最中に誤った数字を押してしまう可能性が上がってしまいます。
そのためにイメージとして、指をなるべくコンパクトに動かして最短距離で数字を押すという事を心掛けていくと、ムダのないキータッチを取得することができます。
これを実践していく事でだんだんと見ないで電卓を打っていても不安感がなくなり、自信をもって数字入力ができるようになります。
なれるまでは電卓があっているか見たいという気持ちも出てくると思いますが、そこはグッと我慢し、見ないで打つことを意識して練習してください。
ある程度の練習量になってくると見ないで打つことが当たり前になり、自然とブラインドタッチを習得することができます。
早打ちの為の頼れる電卓を手に入れよう!
最後に電卓についてです。実は電卓の性能が悪いと早打ちのスピードについていけず数字が反映されない事があるのを知っていますか?
せっかく早くなっても電卓の性能が悪いと台無しです。早打ちをマスターするからには今後長く使えて手にもなじむ長年の相棒として使える電卓を手に入れてみませんか?
そんな電卓を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
ポイント
・電卓のボタンが手になじむもの(表面にくぼみなどがあるものが良い)
・早打ちに対応するキーロールオーバー機能があるもの
特に、先ほども説明しました「早打ちに対応できない電卓」の基準としてキーロールオーバー機能があります。
キーロールオーバー機能は簡単にいうと「先に押したキーから指が離れる前に次のキーを打っても入力ができる」という機能です。
実は安価な電卓ですとこのキーロールオーバー機能がついていないものがあり、早く打つと正確に数字が表示されない場合があります。
せっかく早打ちができても電卓の性能に足をひっぱられるのは嫌ですよね。ですので、長年の相棒になる電卓をしっかり選ぶのも早打ちには
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まとめ
電卓の早打ちをマスターすれば、仕事では生産性を上げることができますし、そして特技は電卓という事だってできちゃうんです。(普通の人はブラインドタッチなんてできませんからね)
ぜひ早打ちをマスターしてもらえると嬉しいです。
ポイント
・電卓を打つ姿勢(机との距離、背筋、手首をつけない)
・正しい指の位置(ホームポジション、数字を打つ指)を覚える
・電卓を見ないで打つブラインドタッチをマスターすること
電卓の早打ちができるようになったら、資格取得にも挑戦してみませんか?
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