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【国内旅行業務取扱管理者】観光地理の覚え方と勉強法とは!?

悩む人
地理に関してなかなか点数が取れない。オススメの勉強法はある?

 

観光地理の範囲は観光名所を覚えるだけでなく位置関係なども把握しておく必要があります。
ぺしまろ

 

地理以外の科目は知識として理解すればいい反面、地理は暗記が必要とされる部分も多く苦戦しやすいです。

 

この記事を読んで頂ければ

 

観光地理の暗記がスラスラできるようになる

観光地理を合格基準点にする為に何をすべきかわかる

 

今回は観光地理の対策についてご紹介していきます。

 

 

観光地理を苦手とする理由

 

観光地理が苦手と思ってしまう理由には以下が挙げられます。

 

  • すべての問題を正解しようとする
  • 理解して覚えることが難しい
  • どうやって暗記をすれば覚えるのかわからない
  • 観光地理の勉強手順がわからない

 

すべての問題を正解しようとする

観光地理の対策ではすべての問題を正解するのがなかなか難しいです。

 

理由として観光地理は最近のトレンドの観光名所などの問題も出ることも多く、市販の教材や通信講座でも網羅しきれない部分があります。

 

すべて正解するという意気込みで本番も解答してしまうと、わからない問題があった時に焦ったり不安で時間ロスやいつも通りの実力を出せずに解答してしまう場合があります。

 

ですので、まずは光地理の目標点数を決めてそれに近づけるという勉強をしていきましょう。

 

理解して覚える事が難しい

日本の各地方の観光名所を覚えることがベースとなるので、他の問題と違い理解して覚えるといった作業が少ないです。

 

理解して覚えられないという事は、自身で覚えやすいよう暗記を工夫していく必要があります。

 

ちゃんと知識としての裏付けのある問題は、問題文のキーワードから正誤の2択などを選べるようになりますが、暗記というと覚えているか覚えていないかになります。

 

自分の中で語呂合わせやイメージとして記憶を残さないと、あっという間に忘れてしまい点数が取れないのが観光地理です。

 

観光地理の勉強手順がわからない

単純にテキストを見るだけでは観光地理の点数が取れるようにはなりません。

 

どれだけ観光名所を記憶に残せるのか、様々な観光名所の単語が並ぶ中でどうやって覚えていくのかしっかりと勉強する手順を考えていかないといつまでたっても観光地理の点数が上がっていきません

 

特にテキストに関してうろ覚えのまま過去問をやっていると、過去問でいろいろな地方が混ざって出題されるのでやり直しを行ってもうまく頭の中で整理できず混乱する場合があります。

 

しっかりと観光地理を整理して頭に残す為にも、観光地理の勉強手順は重要です。

 

観光地理を攻略する為の勉強手順

 

観光地理の特徴を踏まえて観光地理の勉強手順については以下の通りです。

 

1周目:テキストを一巡する。

まずはテキストを一巡していきますが、意識するポイントがあります。

 

それは、すべてを暗記しなくてもテキストを先に進めることです。

 

勉強をするとどうしても重要なキーワードなどはすべて暗記しなくてはいけないと思ってしまいます。

 

ですが、一巡目のテキストの読み方として「こんな観光名所があるんだ」と読みながら確認する程度で問題ないです。

 

理由として以下が挙げられます。

 

まずは全体像を把握することが優先

勉強について挫折しないようにする

 

1つ目はテキスト一巡によって試験範囲を知るという事が一番です。どのくらいの試験範囲があるのかをテキストを通じて確認する作業です。

 

2つ目として勉強に挫折しないためです。地理の勉強で全部をいちいち覚えようとするとかなりの時間と労力を必要とします。

 

何よりテキストが終わるまでにかなりの時間を要するので「これはムリ」と挫折してしまうパターンが多いです。

 

資格勉強においてはまずは挫折しないことが大切です。

 

テキストを一巡することで「ここまで読めたんだ」とひとまずの達成感を得られて次の勉強へステップアップしやすいので、あまり神経質に読み込む必要はありません。

 

2周目:白地図へ書き込みながら確認する ※JTBの書籍も紹介する

テキストを一巡したら次に実践してほしいのが白地図への書き込みです。

 

テキストと各都道府県の白地図を用意して、テキストの観光名所を白地図へ書き込んでいきます。

 

ここでの書き込みは、白地図へ表示できない祭りや郷土料理などについては除外して大丈夫です。

 

白地図書き込みのメリットは

 

都道府県別と観光名所がセットで覚えられる

位置関係を意識することで観光ルートの問題や都道府県をまたいだ国立公園のエリアに対応できる

 

白地図は都道府県別の白地図を印刷して用意してみてください。

 

白地図を印刷するのが面倒、印刷機が家にないという人は、以下の書籍がおすすめです。
ぺしまろ

 



白地図に観光名所を書き込むようになっており、観光名所と位置関係が理解できるようにまとまっている覚えやすい書籍です。

 

私自身もこれを使って地理を覚えていきました。

 

3周目:項目別対策

最後に白地図に表示できない観光地理の問題を網羅していきます。

 

  1. 祭り
  2. 郷土料理・特産品
  3. 世界遺産・世界自然遺産

 

世界遺産群や世界自然遺産は白地図に書けない事はないのですが、都道府県をまたいで登録されている事もあるので、なかなか白地図に書き込みにくいです。

 

テキストなどに掲載されている範囲としても限られてくるので、テキストを見ながらどの都道府県のものなのかを判別できるようにしましょう。

 

オススメは上記の箇所のテキストを繰り返し読みながら覚えていくパターンです。

 

また、インプットだけでなく問題演習などのアウトプットでしっかりと覚えられているかどうか確認してみてください。

 

観光地理の目標点数

 

目標点数を設定する

観光地理は地理が得意な方や暗記が得意な方以外はなかなか満点を狙える試験ではありません。

 

ですので、目標点数としては24点を狙いましょう。

 

旅行実務の配点としては、試験問題により若干異なりますが運賃計算52点前後、観光地理48点前後の配分が多いです。

 

観光地理の配点としては1問2点が多いので、観光地理で24問中12問正解を狙っていくパターンです。観光地理が得意だという人はそれ以上の目標点数としてみてください。

 

まとめ:勉強法・覚え方をマスターして地理の勉強を楽にしよう

 

観光地理は観光名所を覚えるという地道な作業ですが、しっかりと学習した分だけ点数が取れる科目です。

 

しっかりとした対策を立てれば安心できる点数までたどり着くことができます。

 

観光地理の勉強法まとめ

  • まずはテキスト一巡が優先
  • 白地図書き込みで位置関係の把握を
  • 祭り、世界遺産などは都道府県やエリアに関連して覚える

 

観光地理を含めた各科目ごとの勉強計画やどうやって進めたらいいのかわからないという場合には以下の記事もおすすめです。

 

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

-国内旅行業務取扱管理者