しかし、簿記2級のテキストは市販教材も多くどれがいいのか迷ってしまいますよね。
この記事を読んで頂ければ以下のような悩みが解決します。
- 教材の種類は何を購入したらいいか
- 自分の勉強スタイルに向いている参考書
- 挫折しないための参考書の使い方
今回は独学目線で理解しやすいと思ったテキスト7冊を厳選して紹介していきたいと思います。
もくじ
簿記2級の独学に必要な参考書
簿記2級の独学に必要な参考書は以下の通りです。
- テキスト:インプット教材。試験範囲の全体理解の為に必要
- 問題集:アウトプット用教材。テキストで学習した部分の確認
- 過去問題集:本番形式での練習用。複数回実施するのがベスト
インプット用としてテキストを購入することはもちろんですが、アウトプット用として問題集や過去問題集も準備しておきます。
現在ではテキストと問題集が一体型となっているテキストも多いので、以下で書籍を紹介していきます。
簿記2級のテキスト・問題集3選
TAC:スッキリわかる 日商簿記2級
すっきりわかるシリーズは書店&amazonでも売上1位を獲得している人気書籍です。
テキスト・問題が一体型の他、以下のような特徴・特典も人気の理由です。
図解が豊富、フルカラーでわかりやすいテキスト
模擬試験:ネット試験1回分が体験できる
仕訳Webアプリ:スマホなどで簡単に仕訳問題の演習が可能
フォロー動画:勉強法や解き方などのフォロー解説付
向いている人
・図解などのイメージで理解を深めたい人
・仕訳などが苦手でしっかりと対策をしたい人
よせだあつこ:簿記教科書 パブロフ流でみんな合格
パブロフ簿記のブログも運営しているよせだあつこさんの著書です。
パブロフとお兄さんの会話のやりとりで抵抗なく簿記の導入をしてくれます。
図解が多く導入がわかりやすい
すべての問題の解答動画付き
計算過程の順序や書き方などを「下書き」として丁寧に解説
向いている人
・計算過程などしっかりと解答プロセスを覚えたい人
・補助ツールとして動画などを活用して視覚的に覚えたい人
ふくしままさゆき
簿記系youtubeでも人気のあるふくしままさゆきさんの著書です。
簿記の勉強に対して暗記よりも理解に重点をおいた内容となっており、動画解説などもわかりやすいとの口コミも多いです。
内容理解を重視しており、理解しながら進める
タブレットだけで学習でき、場所を選ばずに学習できる
youtube講義もあり、多角的に簿記を覚えられる
向いている人
・内容理解をしっかりと行いながら勉強を進めたい人
・通勤時間などスキマ時間で学習を進めたい人
簿記2級の過去問題集2選
合格するための本試験問題集 日商簿記 2級(TAC)
TACから出版されている過去問題集です。
過去問が10回分ついてくるだけでなくTAC出題別攻略テクニックなども収録しており、問題のポイントについて確認できます。
スッキリうかる 日商簿記 2級 本試験予想問題集
コチラは予想問題9回分+ネット試験5回分がついてくる過去問題集です。
ネット試験を受験予定で、操作に不安があったり試験形式を体験しておきたいという人はコチラの書籍がおすすめです。
参考書選びの注意点
ここまで参考書のご紹介をさせて頂きましたが、参考書を購入する際に注意すべき点もあります。
- 最新年度の教材を購入する
- 複数の参考書を購入しない
最新年度の教材を購入する
特にamazonなどの通販で購入する場合ですが、教材は最新年度のものか確かめるようにしてください。
簿記の試験では試験範囲の改正が入ると、新しい範囲が追加されたり、既存の会計処理に少し違いが出てきます。
古い教材で勉強を進めると新しい試験範囲について対応できない場合があるので、購入する際は発行日を必ず見るようにしてください。
複数の参考書を購入しない
自分に何の書籍があってるかわからないから複数の参考書を購入する方がいらっしゃいますがそれは遠回りです。
例えばテキストを複数冊持っている場合、1冊目のテキストがわからず2冊目のテキストで補完できないか確認するとそれだけでかなりの時間を要します。
インプットの時期で理解を深める事は大切ですが、正直すべての項目を完全理解して過去問などのアウトプットに行くことは非常に難しいです。
ですので、わからない所が出てきたらいったん一読のみ行い、アウトプット時期でテキストを辞書代わりに使いながら解法を理解していく方がずっと効率的に覚えることができます。
まとめ:簿記2級に合格する為の最適の参考書を手に入れよう
簿記2級は簡単な試験ではありませんが、しっかりとした参考書や勉強を行えば合格できる試験です。
参考書選びで参考になればうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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