簿記のやる気が続かない原因とは?
理解できない問題に時間を取られてしまう
簿記の勉強でどうしてもわからない所に時間を取られてしまう事はよくあります。
普段できる問題とどうしても時間効率を比べてしまうと、わからない問題に時間が取られていることでモチベーションが下がってしまい勉強がうまく続かなくなってしまいます。
まとまった時間が取れず学習をあきらめてしまう日がある
なかなか忙しい現代社会ではまとまって時間が取れない場合もあると思います。
仕事が忙しくて今日やろうとした勉強範囲や時間が取れなかったり、急な予定が入り後回しになってしまったりと計画からだんだんずれていくこともあります。
こうした時間が取れない事により「自分には勉強を継続するのは向いてないんじゃないか」と後ろ向きになって終わってしまうケースがあります。
点数が取れなくてこのまま無理なのではと落ち込んでしまう
勉強を継続していくとより多くの問題を解くことになります。
問題を解く上で得点が取れる範囲はモチベーションを上げる材料になりますが、わからない単元などの問題はうまく問題が解けず合格点に及ばない問題も出てきます。
特に過去問の演習をやり始めた頃は個別の単元と違い、いろいろな問題が組み合わさっている場合があるので、なかなか点数が取りにくくモチベーションを落としやすい原因です。
学習計画をしたもののうまくいかない
簿記を学習した当初は計画を立てて継続して学習するよう日々行おうと思いスタートしますが、やったことのない勉強を計画するとどうしても修正が生じる場合があります。
先ほども書いた時間が取れない事も原因ですが、計画段階でなかなか厳しい目標を設定したため、そもそも達成が難しい計画になっていたりするためです。
こうした場合はムリに終わらせようとするか、計画が達成できないと落ち込んでしまい負のループに陥りかねません。
資格勉強は忙しくてもできます!【計画の立て方が大切】
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簿記のモチベーションを上げる為の対処法
簿記のモチベーションはいろいろな理由で下がりやすいですが、対策することもできます。
以下の対策を行ってモチベ―ションを継続していきましょう。
モチベーション継続の為の対処法
- わからない問題があれば答えを見ながらでもいい
- スキマ時間でも勉強ができるよう自分の時間をルール化する
- 段階的な点数目標を立てる
- 資格講座などをうまく活用する
わからない問題があれば答えを見ながらでもいい
理解できない問題は考えても答えは出ないので最初から解説を見ながら進めていきましょう。
始めの教科書を見ながら問題を解く作業はあくまでスポーツの練習と同様に、正しい方法を覚えてそれをまねるという事を繰り返して覚えていく方がいいです。
スポーツでもうまい人のフォームや動きをまねてだんだんと上達していくって事はありますよね?
勉強も教科書を見ただけでは実際に問題を解いたわけではなく、あくまで理解する為の導入です。
教科書をインプットして問題を自分で解いてアウトプットすることで初めて覚えるものです。
問題を解く上でも例題となる問題が必要なので、わからない問題は始めから解答と照らし合わせながらなぜこのような答えになるのか確認しながら進めた方がいいです。
スキマ時間でも勉強ができるよう自分の時間をルール化する
まとまった時間がない場合は、スキマ時間を利用して時間のルール化をしましょう。
朝のちょっとした時間帯や通勤時間、昼休みや帰りのカフェ時間など日々変更が入りにくいスキマ時間で勉強を進めていけば勉強に弾みをつけることができます。
もしまとまった時間を取ると決めたとしても、ある程度余力は残しておいた方がいいです。
例えばその日5時間時間が取れるとしても3時間程度のメニューを組むなどしておくとモチベーション的にも安定します。
大切なのは続けられるペースを時間で調整することです。
段階的な点数目標を立てる
点数で目標を立ててしまうと達成できなかった時のモチベーションにはかなりダメージがあります。
ですので、あらかじめから合格点を狙いにいくのではなく、低い点数目標からスタートし、段階的に点数目標を上げていく方がいいです。
筆者も過去問演習する際には
1回目:25~30%(わからない所は解答を表示しながら行う)
2回目:50%(失点した所は解説をしっかりと確認)
3回目:70%以上(本番同様に合格点を狙いに行く)
こうしたできない事も想定して計画しておくと、モチベーションを維持しやすいですし目標も達成できたと前向きに勉強を進めることができます。
資格講座などをうまく活用する
独学で学習している場合、どうしても向き不向きや自分で計画する事により余計な負担があることも事実です。
試験に何度かトライして勉強しているものの、計画がうまくいかず不合格になる場合にはあらかじめ勉強計画などがセットでついてくる資格講座を利用するのもおすすめです。
独学と違い、どのくらい勉強が終わっていなくてはいけないのかを講義の中で伝えてくれたり、動画視聴を試験当日までに見終わるようにスケジュールするだけでスムーズに計画を進めることができます。
資格講座をうまく使う事で知識を理解する時間にコミットできるのが大きなメリットです。
モチベーションに左右されずに勉強を継続するには
勉強を始める時に「やる気がないから勉強できない」で困る場合ってよくありますよね?
ですが、やる気に関してはいきなり出てくるものではありません。
自分をやる気にさせる為の習慣や対策としては次の通りです。
まずは3分やってみる(心理学を調べる)
やる気がないとしてもまずはちょっとでもいいのでまず勉強してみてください。
大切なのは「ちょっとだけやる」です。
全部終わらせようとするとなかなか机に向かわなくなるので、中途半端でもいいのでまずは5分だけやってみようかなでもかまいません。
すると5分の中途半端な所で終わらせようとすると「まだできるかな」という風にだんだんやる気が追い付いてきます。
これは脳の仕組みからくる「作業興奮」と呼ばれるもので、最初を乗り越えてしまえば続けようかなとだんだんとその気になり継続がしやすくなります。
また、どうしても5分でいったん中断しなくてはいけない場面でも頭の中では問題について考え続けるといった効果もあります。
勉強環境を変えてみる(習慣化させる)
家では勉強がはかどらず、モチベーションが上がらない場合には家以外で勉強できる場所を探してみましょう。
場所を選定する上では図書館など勉強をしている人がいる方が心理学でいう同調効果が働いて「周りも頑張ってるからやらなきゃ」という気持ちになりやすいです。
帰宅する前によって見たり、休日に時間を決めて足を運んだりと勉強する環境を変えてみる事で勉強が継続しやすくなったりします。
まとめ:モチベーションを維持して簿記合格を勝ち取ろう
簿記の勉強を続けることはなかなか大変な事です。
しかし、続けることができれば将来あなたにとって大きな財産になります。
モチベーションを保つためのコツ
- 計画は想定内のものを。始めからカンペキにしようとしない
- 勉強ペースがつかめない場合は、資格講座を活用してペースアップ・効率化しよう
- 自身の勉強する習慣や環境を整える
ここまで読んで頂きありがとうございました。